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『英語を一から勉強してみよう』と思ったけど、いったい何から手をつければ？と迷っていませんか。
社会人になると勉強にかけられる時間が少ないので、できるだけ効率よく学びたいですよね。私もそう思って、ネットで検索し、参考書をたくさん買い、数年勉強してきて分かった効率の良い勉強法は
ステップ１．英語の基礎知識を身につける
ステップ２．英語の基礎知識を使えるようにする
単純で誰でも分かりそうなことですよね。でも、このことが分からず、英語が出来るようになる近道を探して、時間とお金を無駄にしてしまうことがあります。英語はコツコツ勉強するしか出来るようになる道はありません。
この記事では、英語を身に付けるためのステップ１『英語の基礎知識を身につける』について解説しています。良かったら参考にしてください。ステップ２『基礎知識を使えるようにする』については、実用的な英語の勉強方法｜英会話が出来るために必要なこと を参考にしてください。
一から英語を学ぶためには何から始めれば良い？
英語を学ぶ方法は、英単語帳、英文法書、Youtube動画、海外ドラマ、英会話教室、オンライン英会話などがあります。どの方法でも続けていれば、英語力は向上します。しかし、あなたのレベルに合ったものを選ばないと、効率は非常に悪いです。
例えば、英語の勉強を始めたばかりの人が海外ドラマを見ても、ほとんど聞き取れないので勉強になりません。オンライン英会話を受けても、何も受け答えできず、ただ時間が過ぎるのを待つという状態になってしまいます。
英語を一から学ぶ場合は、４～６ヶ月くらいは机に向かって勉強し、英語の基礎知識を身につけることをおすすめします。
英語の基礎知識とは以下の３つです。
１．基礎的な英単語
２．中学校で習うレベルの英文法
３．英語の発音ルール
基礎的な英単語を覚える
英単語が分からないと話すことはもちろん、聞くことも出来ません。なので、まずは中学校で学ぶ基礎的な英単語を単語帳を使って勉強してください。
いろいろな単語帳が販売されていますが、最初はできるだけ簡単なものを選びましょう。有名で人気のある単語帳でも、レベルが合っていないと知らない単語ばかりで読むのが辛くなります。
私も英語学習を始めたばかりの頃に DUO3.0 という評価の高い単語帳を購入しましたが、難しすぎてすぐに挫折しました。(DUO3.0はTOEICで高得点を狙える方にはおすすめです）
おすすめは中学生向けで、なおかつ音声が付いている単語帳です。
例えば『世界一分かりやすい中学英単語』『ターゲット1800 中学英単語』『キクタン 中学英単語』などがあります。
中学生向けであれば、基礎単語ばかりなので読むのが辛いということは無いと思います。また、音声を聞いて、正しい発音で覚えてください。
学生時代に水曜日を意味する Wednesday を /ウェドネスデイ/と覚えたりしていませんでしたか？英会話でウェドネスデイと言っていては、当然ながら相手に通じませんからね。
単語の勉強法については、こちらの記事にまとめているので参考にしてください。
忙しい社会人向け英単語の覚え方｜効率よく暗記するポイント
中学校で習う英文法を覚える
文法は言語と使うためのルールなので必ず覚えましょう。例えば、野球やサッカーなどのスポーツでルールに従わなければ試合になりません。同じように英会話も文法というルールに従わなければ成立しません。
しかし、英語を話すのに英文法は必要ないと考えている人もいます。アメリカの子供は文法を勉強しなくても話せるようになっているのだから、同じようにすれば日本人でも話せるという意見も耳にします。
確かに、子供は文法の勉強をしていませんが、文法に従って会話をしています。その理由は、生まれてから何年もの間、大人の英語を聞き続けることで文法が感覚にまで落とし込めているからです。
大人になってから英語を聞くだけで、文法を感覚にまで落とし込むことはほぼ不可能です。むしろ、体系化された文法を理解したほうが、早く新しい言語を習得することが出来ます。
ただ、初めから難しい文法は必要なく、中学で勉強するレベルで十分です。中学生向けの文法の参考書を一冊購入して、２回３回と繰り返し読めば覚えることが出来ます。
英文法の勉強法の詳細については下のカテゴリーにまとめているので参考にしてください。
社会人向け英文法の勉強法
発音のルールを覚える
英語には、日本語には無い音がたくさんあり、独自のルールもあります。口の形や舌の位置だけでなく、音をくっつけたり、省略することもあります。このルールを知らないと相手に伝わらないだけでなく、相手の言っていることも聞き取れません。
無数にありそうな発音のルールですが、その数は限定的。単語や文法に比べると覚える内容は半分以下です。
発音に関する参考書を一冊購入すれば、口の形、舌の位置、音の変化まですべてを学ぶことができます。また、Youtubeでも発音ルールを丁寧に説明している動画が見つかると思うので、そちらを参考にするのも良いですね。
発音ルールはすぐに理解できると思いますが、大変なのはそのルールを使えるようになることです。練習方法は、あなたの発音を録音し、ネイティブの発音と比較して違いを見つけ、修正します。
この練習方法の弱点は、英語に慣れていないとネイティブとの発音の違いが見つけられないことです。そこでおすすめなのがGoogleの翻訳アプリです。入力方法を音声に切り替えることで、正しく発音できているか確認することが出来ます。無料で使えるアプリなのでぜひ試してみてください。
ちなみに、英語の発音をネイティブレベルにする必要はありません。日本語あまりがあっても全然問題ないです。
今は、英語を母国語とする人よりも、第二言語として英語を話す人のほうが多くなっています。中国なまり、インドなまり、イタリアなまり など各国なまりがあります。日本語なまりを気にするよりも、正しく、丁寧にハッキリと発音できるように心がけてください。
英語の発音の勉強方法については、下のカテゴリーに記事をまとめているので良かったら見てみてください。
英語発音の勉強法
まとめ
社会人になってから一から英語を学び直す際には、まず英語の基礎知識を覚えましょう。
基礎１．基礎的な単語を覚える
基礎２．中学校で習う英文法を覚える
基礎３．発音のルールを覚える
基礎知識を勉強するのにオススメな参考書については、こちらの記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。
基礎知識の勉強期間は、１日１時間程度勉強できれば６ヶ月くらいで終わると思います。あまり長い期間、基礎的な勉強ばかりしていては飽きてしまう可能性があるので、集中して一気に終わらせてしまいましょう。
