大人でも英語は話せるようになる!一から勉強し直す方へ

英語が話せる日本人の上司や同僚、芸能人を見て「かっこいいな~」と憧れたことがあるのではないでしょうか? ですが、いざ英語の勉強をしようと思うと不安になったり、何をどうしたら良いのか迷ってしまうこともあると思います。

英語の勉強方法
・仕事と家庭があるから勉強時間があまり確保できないかも
・学生時代のように勉強で大変な思いはしたくない
・挫折せずに続けられるか不安
・どれくらい勉強すれば話せるようになるの?
・どこから手をつければ良い?
・大人になってから英語は話せるようになるのか?
・英語を学ぶメリットは?

このような不安や疑問は、大人になってから英語を学び直そうとするほとんどの人が感じているのではないでしょうか。私もかつてはそうでした。英語の教材やオンライン会話の費用はお金の無駄にならないか?と不安になり、勉強しても成長しない自分にイライラしたり、外国人とのやり取りで恥ずかしい思いもしました。

ですが、何年もの間、時間とお金をかけて試行錯誤を行ったことで、効率的な勉強法、楽しく学ぶ方法、挫折を防ぐ方法などが分かってきました。このブログでは、大人が英語を勉強する際に欠かせないと思ったことについて解説しています。

大人になってから英語は出来るようになるの?
学生時代は英語が好きというわけでもなく、試験のために嫌々勉強していました。地方に住んでいたので、外国人に出会うことは無く、今のように Youtube や Netflix などが無かったので英語に触れる機会はほぼゼロ。留学もせず、国内企業に就職したので、英語とは無縁の人生でした。

転機は、30代前半。突然、働いていた会社がアメリカの会社に買収されたのです。毎日アメリカからEメールが届き、週に一回以上アメリカの社員と電話会議を行うようになりました。もちろん英語で。

Eメールは翻訳サイトに使うことで、メール一通に一時間くらいかかることもありましたが、どうにか対応できました。しかし、電話会議では相手が何を言っているの分からず、英語ができる上司に頼りっきりで、何の役にも立ちませんでした。

『このままじゃいけない。せっかく英語に触れるチャンスがあるのに逃すのはもったいない』と思い、英語を勉強することを決意。何をどうしたらいいのか分からなかったので、とりあえずは単語と文法だろうと考え、学生時代のような勉強を始めました。3ヶ月程度勉強した結果、Eメールのやり取りは若干スムーズになりましたが、相変わらず電話会議は何も出来ないままでした。

オンライン英会話受講風景

インターネットや本で調べたところ、どうやらオンライン英会話が良いらしいということで、少しはお金はかかるけど受講を決意。レッスンを受け始めた頃は、レッスンを受けるのが本当に苦痛でした。『レッスン受けたくな~い』と叫びながら予約ボダンをクリックしたことが何度もあります。

そんな苦痛にも耐えながらもレッスンを受けているうちに、少しずつ英会話レッスンを楽しめるようになり、海外との電話会議でも少しずつ発言が増えました。英語での実績が出始めると、英語でのプレゼンや海外出張も任せてもらえるように。

アメリカシカゴシルバービーン

英語学習を通じて、大人が英語を話せるようになるためのコツは3つあると思っています。
1.完璧を目指さない
2.バランス良くインプットとアウトプット
3.勉強を長く続ける

1.完璧を目指さない
英語の勉強を始めるときに英語ネイティブのようにきれいな発音、複雑な表現を使った会話などは目指す必要はありません。世界中には英語を話す人が17億人、その中で英語を母国語とする人は3.5億人です。つまり、大半の人が母国語が英語ではないので、語彙力もまちまち、文法も完璧ではなく、国ごとの訛りもあります。

簡単な単語しか使えなくても、少し文法が間違っていても、訛りがあっても言いたいことが伝わればビジネスは出来ます。目指すべきはネイティブのような英語ではなく『相手に思いを正確に伝えられる英語』です。

2.バランス良くインプットとアウトプット
インプットとは、単語や文法などの英語の知識を学ぶことです。インプットは英語力を伸ばすためには欠かせませんが、残念ながらそれだけでは英語を話せるようにはなりません。英語を使うことに脳、口、耳が慣れていないからです。

私も単語と文法の勉強しかしていなかった頃は、電話会議で相手の英語が聞き取れない、英語が脳に入ってこない、簡単な英語も口から出てきませんでした。『知っている』と『出来る』はまったく違うということを何度も実感しました。

そこで、必要になるのがアウトプットです。アウトプットとは、英語で文章を作る、英語で会話をすることを言います。繰り返しアウトプットしていると、少しずつ脳、口、耳が英語に慣れてきて、『知っている』が『出来る』に変わっていきます。

日本人は、学生時代の経験から、英語学習といえば単語、文法などの勉強 ”インプット” に偏りがちです。意識して英語を使う ”アウトプット” 機会を増やすことが重要です。

3.勉強を長く続ける
英語が話せるようになるためには、英単語、英文法、リスニング、正しい発音、スピーキングなど様々な能力が必要です。そのため、どこかの英語教材のCMのように、短期間で英語が出来るようなる・・・ことは不可能です。日本にいながら勉強するのであれば数年かかることを忘れないでください。

さらに、英語は成長が実感しにくいのも辛いところです。「こんなに頑張っているのに、全然英語が上手くならない」と不安になると思います。私も英語レッスンや海外との会議が終わった後に『全然上手くなってない!』と落ち込み、何度も諦めかけました。

でも、英語が話せるようになった人はみんなこの不安、挫折を乗り越えています。英語学習を続けていれば、誰でもいつかは乗り越えられます。

英語が出来るようになるのには数年単位で勉強する必要がある。そして、英語の成長はなかなか実感できない。でも、勉強を続けていれば、必ず英語は上手くなる。

私は 3つのこと(完璧を目指さない、バランス良くインプットとアウトプット、勉強を長く続ける)を意識しながら勉強を続けたことで、TOEICのスコアは800点を越え、外国人と電話会議、外国人の前でプレゼン、一人で海外出張などを行えるようになりました。

TOEICテスト結果

このブログでは、私が英語学習をする中で気が付いた下のようなことを解説しています。
・どんな勉強が効率的なのか?
・モチベーションの保ち方は?
・おすすめのテキストは?
・ビジネスで使える英語表現
・オンライン英会話の活用方法

社会人になってから英語を勉強する人の手助けに少しでもなれば嬉しいです。

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