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『英語が話せるようになりたい！』と高いモチベーションを持って英語の勉強を始めたのに、なぜか続かない。三日坊主で終わってしまう。どうしたら長続きするのかと悩んでいませんか？
私も以前は、英語学習を始めては止めてしまうということを何度が繰り返しました。この記事では、私の経験と調べた結果をもとに、英語の勉強が続かない原因と対策について解説します。
英語の勉強が続かない原因と対策
英語は簡単ではありませんが、勉強すれば誰でも話せるようになります。にも関わらず多くの日本人が苦手にしている理由は、勉強が長続きしないからです。
勉強を始めた頃はやる気に満ち溢れているので勉強するのはそれほど苦ではありません。新しい参考書や単語帳を手にした瞬間はワクワクしたのではないでしょうか？
なのに１ヶ月もすれば、そのやる気はどこへやら。参考書や単語帳を開くのも面倒になり、徐々に勉強から遠のいてしまいがちです。
何が原因となり英語の勉強が続かなくなってしまうのでしょうか？原因として考えられるのか
・誘惑に負ける
・勉強方法が分からない
・上達が実感できない
・勉強時間が無い
・終わりが見えない
いずれかの原因に当てはまっていませんか？それでは、それぞれの原因の詳細とその対策について見ていきましょう。
誘惑に負ける
私達に身の回りには、たくさんの誘惑があります。テレビや漫画、ゲーム、さらにはYoutube や SNS。
そんな誘惑に、とくに会社や家事で疲れている状態では、簡単に負けてしまいます。ちょっとだけと思っていたのに、気づけば１時間以上過ぎていて『今日も勉強する時間が取れなかった』と後悔してこともあるのでは。
そんな誘惑に負けないようにするには、英語を勉強する目的を明確にして、人生での優先順位を上げることです。目的が曖昧で優先順位が低いと、簡単に誘惑に負けてしまいます。
例えば上司から『来月からアメリカ駐在』と言われたら、必死で勉強するのではないでしょうか？英語の勉強の優先順位が高くなり、誘惑に負けている余裕も無くなりますよね。
『あなたはなぜ英語が話せるようになりたいのですか？』
この質問に明確に答えられれば、誘惑に負けてしまうことを減らすことが出来ます。
勉強方法がわからない
とりあえず単語帳を買って、毎日見ているけどこれで本当に英語が話せるようになるのかな？他にいい勉強方法は無いの？と不安を抱えたままでは勉強は長続きしません。
英語の勉強方法に正解はありません。人によって合っている勉強方法も異なります。ですが、どんな人にとってもまずは英語の基礎知識を得ることが重要です。英語の基礎知識とは、英単語、英文法、そして発音ルールです。
英語の基礎知識の勉強についてはこちらの記事にまとめているので、参考にしてください。
英語を一から勉強し直すには何から始める？効率良く学べる順番
基礎知識の勉強が終わったら、英語の４技能 ”読む、書く、聞く、話す”を向上させていきます。
一度にすべては学べないので、まずは何に重点を置いて勉強するかを決めます。ここで、必要となるのが英語を勉強する目標です。
字幕無しで洋画を観たい、洋書を読みたい、TOEICで良い点を取りたり、英会話が出来るようになりたい・・・明確な目標があれば、どこから手をつければいいのか自然と見えてきます。
上達を実感できない
英語を勉強していると、こんなに頑張って勉強しているのに全然うまくならない。私にはやっぱり英語の才能がないのでは？と悩んでいまう時期が定期的に訪れます。
しかし、英語は勉強すればするほど上手くなり、始めたばかりの頃よりは必ず向上しています。
なのに、いつまで立っても上達を実感できない理由は２つ考えられます。１つ目は、最初から高い目標を掲げすぎ。２つ目は、気づかないうちに目標が上がっている。
・最初から高い目標を掲げない
勉強を始めたばかりなのに『字幕無しで洋画を見る』や『外国人との会議で議論する』、『英語で世間話をする』などの目標は高すぎです。なかなか達成できないので、途中で挫折してしまうことが多いです。
なので、最初はバカバカしくなるほど低い目標『毎日５分勉強する』『単語帳を１ページ読む』などを設定してください。低い目標でも出来るようになれば、達成感が味わえて、もっと勉強を続けようという気にしてくれます。
物足りないな～と感じてきたら少しずつ目標を上げてください。
・目標を忘れないようにする
勉強をしているのに、達成感が無い、満足できないと感じることがあります。その理由は、脳が勝手に目標を引き上げてしまうことにあります。
例えば、最初の目標を『簡単な挨拶が英語で出来るようになる』と決めたはずなのに、知らぬ間に『英語の会議で発言する』に変わってしまうことがあります。
これを防ぐ方法は、設定した目標をいつでも確認できるようにしておくこと。目標を書いた紙を壁に貼り付けたり、スマホやパソコンのメモを残しましょう。
最初の目標の一例
・毎日５分間英語の勉強をする
・単語帳を毎日１ページ見る
・参考書を１ページ勉強する
・TOEICテストで３００点を取る
目標は定期的に確認し、簡単に達成できるようになっていれば、少しだけ高い目標に書き換えましょう。こうすることで、達成感が味わいながら、英語の実力が向上していきます。
その他、上達を実感する方法については、下の記事にまとめているので参考にしてください。
英語の上達を実感したい｜どんなときに感じることが出来る？
勉強する時間がない
忙しくて勉強する時間が取れない日が続いてしまうと、少しずつやる気が落ちてしまいます。短い時間でも良いので、毎日、英語に触れてください。
そこで必要になるのが、スキマ時間を使った学習。電車やバスを待つ時間や通勤電車に乗っている間に単語帳を見たり、スマホで英語の音声を聞くなどです。
スキマ時間を使った勉強法の詳細は、こちらの記事にまとめているので参考にしてください。とても効果のある勉強法なのでぜひ試してみてください。
勉強の終わりが見えない
英語が出来るようになるためには、３つの基礎知識 ”単語、文法、発音” を覚え、４技能 ”書く、読む、話す、聞く” を習得しなければなりません。勉強することが多すぎて終わりが見えなくなり、嫌になってしまうこともあります。
英語を習得するためには、２０００時間の勉強が必要とと言われるように長期戦が必要です。大変なことですが、出来るようになると大きな強みになります。
この長期戦を戦い抜くためには、効果的な方法が勉強仲間を作ることです。励まし合ったり、刺激をもらうことで、もっと勉強しようと思わせてくれます。
近くに、英語の勉強をしている友人や同僚がいれば良いですが、いない場合はSNSを活用しましょう。例えば、Twitter。『
＃英語学習』や『＃英会話』で検索すると『今日は単語を勉強した』『２時間勉強した』『上手く英語で表現できなかった』など色々なつぶやきが出てきます。
みんな同じように苦労しながらも、頑張っていることを知ると、自分も頑張らないと刺激を受けることが出来ますよ。
まとめ
英語は簡単ではありませんが、勉強すれば誰でも出来るようになります。しっかりと勉強が続かなかった原因を探り、対策を行ってみてください。
- 誘惑に負けてしまう場合は、英語を勉強する目的を明確にして、優先順位を上げる。
- 勉強方法が分からない場合は、まずは３つの基礎知識を覚える。その後は、４技能を磨く。
- 上達が実感できない場合は、小さな目標を目につくところに掲げる。
- 勉強時間が無い場合は、スキマ時間を上手く活用する。
- 終わりが見えなくなり勉強が嫌になってしまう場合は、SNSなどを利用して勉強仲間を探す。
英語学習は、最初は大変かもしれませんが、毎日続けていると習慣になり、続けるのが苦では無くなります。いろいろな対策を取りながら、英語学習を続けましょう。
