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社会人向け英文法を覚えるコツ|英会話に役立つ知識を身に付ける

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

学生時代に英文法の勉強はしたけど曖昧な部分が多い。一から学び直したいけど、社会人向けの良い勉強方法を探していませんか?

多くの人が行っている英文法の勉強方法が、参考書をひたすら読むこと。この方法でも英文法の知識は身に付きますが、実践的ではありません。

この記事では、実際の英会話で使える英文法を覚える3つのコツについて解説しています。よかったら参考にしてください。

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英文法の覚え方のコツは?

学生時代は、現在完了形、関係代名詞、仮定法などの文法用語を覚えることも必要だったのかもしれません。しかし、社会人が文法用語を覚えていても、それだけでは意味がありません。

社会人にとって大切なことは、覚えた英文法を英会話で使えるようになること。文法を使って言いたいことが言える、相手の意図が理解できる、文章を正しく把握できることです。

では、どんな勉強をすれば実用的な文法が身につくのでしょうか?勉強するときのコツは大きく3つあります。

コツ1.参考書で基本の英文法を確認
コツ2.例文中心に英文法を学ぶ
コツ3.英文インプットと英文法解析

参考書で基本の英文法を確認

大学を卒業してから数年間、英語に触れていないのであれば、まずは基本的な参考書を使って復習から始めましょう。 難しい参考書を選んでしまうと、なかなか終わらずに途中で嫌になってしまう可能性が高いので注意してください。

短期間で基礎的な文法を見直すだけで十分です。その際に、完璧に覚える必要はありません。 英文を見たときに使われている文法が判断でき、参考書のどこに載っているか分かれば十分です。

英語を見たり聞いたりして、分からない文法があれば参考書で調べる。これを繰り返しているうちに、 頻繁に出会う文法をは自然と覚えられます。ほとんど出会わないものは、ほぼ使わないので後回しにして大丈夫です。

ちなみに、オススメの参考書は ”大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】” です。 中学生でも理解できることが書かれていますが、意外と英語中級者でも理解できていなことが多いと思います。

また、重要文法はすべて扱われていますが、230ページとそれほど厚い参考書ではないので、1、2ヶ月あれば読み切れると思います。

文法の参考書については、下の記事にまとめているので良かったら参考にしてください。
社会人におすすめな英文法参考書|この3冊を知っていれば十分

例文中心に英文法を学ぶ

文法を学ぶ際に、日本語の解説ばかりに目が行ってしまい、例文を軽視している人が多いです。

しかし、重要なのはむしろ例文。例文を理解して覚えてしまえば、実際の会話でそのまま使えます。また、単語を入れ替えれば他の文章も作れるようになります。

例えば、使役動詞のmakeを使った表現【make+人+動詞の原形】があります。日本語訳は『人に~させる』ですが、これだけ覚えていても使えませんよね。 しかし、例文を暗記してしまえば、使えるようになります。

例えば、参考書に以下のような例文が合った場合、まずは何度も読んで暗記します。

My mother made me clean my room.
『母は私に部屋の掃除をさせた』

この例文の単語を入れ替えるだけで、別の文章が作れます。”My mother” を “My boss” に、”my room” を “the meeting room” に変えると

My boss made me clean the meeting room.
『上司は、私に会議室の掃除をさせた』

“clean the meeting room” を “work over time” に変えれば

My boss made me work over time.
『上司は、私に残業させた』

一つ例文を覚えるだけで、たくさんの文章が作れるようになります。このように、例文を使って勉強することで、文法が『知っている知識』から『使える知識』になります。

たくさん英文に触れて英文法解析

参考書には作者が一生懸命に考えた例文が載っていますが、当然それだけでは足りません。 インターネットを使って、たくさんの英文、動画、音声を無料で見たり、聞いたりしてください。分からない英文、文法があれば、その都度、参考書で調べます。

これを繰り返しているうちにフォーマルなシーン、友人と話すとき、何かを強調したいとき、臨場感を持たせたいときなど、場面ごとに使われる文法が違うことに気が付くと思います。

どんな場面でどの文法を使えば良いのか、英語を母国語とする人がどんなイメージを持って文法を使っているのかまで理解できるようになります。勉強すればするほど英文法が実用的な知識に変化していきます。

たくさんの英文に触れるようになると、基礎的な英文法の参考書では物足りなくなってくると思います。そこまで到達したら、辞書の代わりになる参考書 ”総合英語Forest” もしくは ”総合英語Everygreen” を使ってみてください。

ほぼすべての文法について解説があり、英語、文法用語、機能別の3つの索引があるので目的の文法に簡単に到達できます。

まとめ

英文法を英会話で使えるものにするコツを3つ紹介しました。

まずは、参考書で基本の英文法を再確認してください。難しい参考書は必要なく中学生向けの参考書で十分です。

そして、参考書は日本語解説ではなく例文中心に学んでください。文法用語ではなく、英語の文を覚えましょう。

最後に、たくさん英文に触れて英文法解析してください。場面ごとにどの文法が使われるのか理解できるようになります。

文法は知っていても、使えなければ意味がありません。たくさん英語に触れて、文法が自然と使えるように勉強していきましょう。

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ケンイチ

務めていた会社がアメリカの会社に買収されたことをきっかけに、英語を一から勉強しなおしました。オンライン英会話を活用しながら、2021年にようやくTOEICで800点を越えました。
10年以上続けている英語学習の中で見つけた効果的な勉強法や考え方などを書いています。

2022年現在
・TOEICスコア830
・オンライン英会話10年以上継続中
 (レアジョブ → イングリッシュタウン → Bizmates)
・Bizmatesの受講回数1000回突破

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