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社会人になってから本格的に英会話の勉強を始める人はたくさんいます。始めた理由は、海外旅行に行きたい、洋画を字幕無しで観たいというものもありますが、もっとも多いのが仕事で必要になったから。海外の取引先とやり取りすることになった、外国人の接客することが増えた、海外出張に行くことになったなど。
私の場合は、務めていた会社が海外企業に買収されたため、英会話の勉強が必要となりました。毎日たくさん届く英語のメール、定期的に行われる英語での電話会議、そして海外出張。どうすれば英会話ができるようになるのか、私の経験をもとに解説しています。よかったら参考にしてください。
忙しい社会人にあった英会話の勉強方法
社会人になると学生時代のように多くの勉強時間を確保するのは難しいです。また、８時間働いた後に勉強しなければいけないので、やる気を保つのもけっこう大変です。では、どのように勉強していけば良いのでしょうか？
社会人が英会話の勉強をする際に考えるべき３つのポイント
１.英会話を勉強する目的を明確にする
２.いつ英会話の勉強するのかを決める
３.インプットとアウトプットをバランス良く行う
それでは、３つのポイントについて詳しく見ていきましょう。
１.英会話を勉強する目的を明確にする
『なぜ英会話を身につける必要があるのですか？』この質問に明確な答えが無いまま勉強を始めてしまうと、目的と勉強内容がずれてしまうことがあります。
英会話を習得する目的と勉強した内容が合っていると、早い段階で上達を実感できることがあります。英語で説明できた、相手の言っていることが理解できた、しっかりと回答できたなど。こまめに達成感が味わえると『もっと勉強しよう』とやる気につながります。
例えば、海外旅行に行くためであれば空港やホテルで使う表現を中心に、TOEICで高得点を取るためあればTOEIC対策、仕事で使うためであればビジネス英会話を中心に勉強してください。ビジネス英会話については、具体的なシーンま絞ったほうが効率が良いです。海外の顧客に自社の製品やサービスを紹介する、海外の人が参加する会議を主催する、英語でプレゼンをするなど、です。
ちなみに、ビジネス英会話に対して難しそうなイメージを持っているかもしれませんが、実際に英会話をすると分かるのですが、日常会話のほうが難しいです。ビジネス英会話は会話の内容、使われる表現もある程度予想が付きます。しかし、日常会話はテーマが次々に変化し、様々な英語フレーズ、さらにスラングまで使わえることもあるので、高い英会話力が要求されます。
２.いつ英会話の勉強するのかを決める
ちょっとしたスキマ時間を使って勉強、１日たった１０分で英語が出来るようになると言う話を聞いたことがあるかもしれません。確かに、短時間でも良いので毎日勉強することは重要ですが、スキマ時間の学習だけではいつまでたっても英会話が出来るようにはなりません。
英語と日本語は似ても似つかない言語。日本語はひらがな、英語はアルファベット、発音も文法も全く異なるので、ゼロから勉強することになります。少し勉強すれば出来るようになるレベルではありません。環境にもよりますが、英語が出来るようになるには２０００時間必要と言われています。
１日１０分の勉強では３０年以上もかかってしまいます。そのため、１日１時間、できれば２時間以上は確保したいところです。１日２時間であれば２０００時間を３年以内に達成することが出来ます。
とはいえ、社会人が１日２時間を確保することは簡単なことではないので、しっかりとした計画が必要です。
まず、１日何時間、机に向かって勉強する時間が確保できるのかを調べます。その際に、英会話の勉強の優先順位を上げて、スマオをいじる、漫画を読む、テレビを見る時間などを削りましょう。
次に、スキマ時間を使って勉強できないか検討します。通勤時間、お昼休み、人を待ってい時間、就寝前など、スキマ時間は探すと意外とけっこう見つかります。３分程度でもアプリや単語帳、英語の音声などを活用すれば、意外と英語の勉強は出来るものです。
どんなに忙しい人でも、机に向かう時間、スキマ時間を合わせると１日に２時間くらいは勉強時間を確保できるのではないでしょうか。
３.インプットとアウトプットをバランス良く行う
インプットとは、単語帳や参考書を使って英語の知識を手に入れることです。一方、アプトプットとは、英語で会話する、英語の文章を作るなど手に入れた知識を使うことです。このインプットとアウトプットをバランス良く行い、英語の知識を手に入れて、その知識を使えるようにしていきます。
日本人はどちらかと言うとインプットに時間をかけてしまうことが多いです。そもそも日本で過ごしていれば、英語を使う機会はほぼ無いので、インプットが多くなってしまうのは仕方のないことですが。なので、英会話の勉強は、アウトプットを意識しながら行いましょう。
おすすめのアウトプット学習方法３つ
１．英語で日記をつける
２．独り言
３．オンライン英会話
１．英語で日記をつける
その日の出来事、天気、ドラマの感想、週末の予定など、何でも良いので英語で日記をつけます。日記帳に手書き、スマホのメモに入力するのも良いですが、twitter や facebook などのSNSに投稿してみるのも面白いです。
英語学習者同士の交流が生まれ、刺激を受けたり、イイね！がもらえたりするので、英語日記を続けるモチベーションになります。
２．英語で独り言
普段の生活の中で目にしたもの、感じたことを英語でつぶやきます。やってみると分かるのですが、簡単なことでも英語で表現するのはかなり難しいものです。分からない単語や表現があったら、その都度、辞書を使って調べてください。
外を歩いているとき目にしたもの、テレビを見ているときに感じたこと、電車の中で見かけた人のこと、何でも良いので独り言をつぶやいてみてください。様々な場面で行うことで、表現の幅がどんどん広がります。
３．オンライン英会話
英会話の勉強にもっとも効果のある方法がオンライン英会話です。実際に会話ができ、講師から発音方法や英語表現についてアドバイスがもらえるので、高い効果が期待できます。英語の日記や独り言のように無料では出来ませんが月５０００円～６０００円で受けることが出来ます。
オンライ英会話の企業はどんどん増え、低価格、ネイティブ講師のレッスンが受けられる、ビジネス英会話が学べる、ライティングも学べるなどサービスが充実しています。ほとんどのオンライン英会話が、無料でお試しレッスンが受けられるので、試しに受けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
社会人が英会話を勉強する方法について解説してきました。
『１.英会話を勉強する目的を明確にする』
手当り次第勉強するのではなく、目的に合った勉強を行いましょう。
『２.いつ英会話の勉強するのかを決める』
英語の勉強をしっかり確保し、さらにスキマ時間を上手く活用して勉強してください。
『３.インプットとアウトプットをバランス良く行う』
英語の知識を増やすだけではなく、しっかりと使えるようにトレーニングが大切です。
