このカテゴリは、英語の勉強が続かないと悩んでいる社会人向けになっています。どうしたら挫折は防げるのか、楽しく勉強するためにはどうしたら良いのかなどをまとめました。
社会人になってから英語を本格的に勉強し始めた人で、上達する人もいれば、上達しない人がいます。この違いはどこから来るのでしょうか?勉強方法によって上達のスピードは異なりますが、上達した人の共通点は勉強の継続です。
どんなに優れた教材を使っても、実際に時間を費やさなければ英語は上手くなりません。逆に言うと、勉強を継続していれば、どんな勉強方法でも英語は上達します。
しかし、この継続が難しい。特に社会人にとっては。では、どしたら継続できるのでしょうか?
英語の勉強が続かない原因と対策
社会人になってから英語の勉強を再開するする人は増えています。海外企業とのやり取りするため、昇進のため、転職を有利にするためなど仕事に関する理由が多いようです。
ですが、仕事で疲れた後に自由な時間を削ってまで、好きでも無い英語の勉強をするのは容易なことではありません。さらに、勉強してもなかなか英語の上達を感じられないので、1ヶ月後には英語に対するやる気が無くなってしまうこともよくあります。
『英語の勉強をする意味はあるの?』とか『勉強しても英語出来るようにならないのでは?』と不安、疑問を持ちはじめ、多くの人が挫折してしまいます。
英語ができるようになるためには、時間と労力が必要です。簡単なものではありません。なので、挫折しないためにもしっかりと対策を行っておくことが重要です。
英語の重要度を高める
学生と比べると圧倒的に時間が無い社会人。毎日8時間、通勤時間を入れると10時間、もしくはそれ以上の時間を仕事に費やしています。そして、睡眠に7時間、食事や入浴などを考えると、自由に使える時間は4時間程度です。
SNSをチェックしたり、ユーチューブやテレビを見たりしていると、あっという間に勉強時間は無くなくなってしまいます。ダラダラしたい、趣味を楽しみたいなどやりたいことはあると思いますが、それを我慢して英語の勉強をしなければいけません。
そのためには、英語の重要度を高めること、自由な時間があればまずは英語とすることが必要です。英語の勉強する目的は?英語で何がしたいのか?出来なければ将来どうなってしまうのか?などをしっかり考えましょう。
この部分が曖昧だと、他のことに目移りしてしまい、英語の勉強がおろそかになってしまいます。
英語の勉強は成果ではなくプロセスに注目
『1日10分の学習で』とか『たった2ヶ月で』という英語の広告を見たことがあるかもしれません。もしかして英語って簡単かも、しっかりとした教材を使えばすぐに出来るようになるかもと勘違いしないように気をつけてください。
簡単な挨拶程度であればすぐに達成できると思いますが、仕事で使うレベル、日常会話レベルにはなかなか到達できません。英語の習得は簡単なことではないです。1、2ヶ月勉強したからといって、上達するものではありません。
このことを知らないと『ぜんぜん英語が出来るようにならない』、『やっぱり英語は苦手、才能が無いのかも』とやる気が失せてしまいます。英語学習者はみんな同じ悩みを持ちます。
なので、英語学習は結果ではなく、プロセスに注目してください。何ができて、何ができないではなく、1ヶ月勉強が続いている、今日は2時間勉強できたなど、どのくらい勉強ができているかに目を向けましょう。
勉強を続けていると、ふとした瞬間『あれ、英語が上達したかも』と実感できることがあります。実感できたときは、勉強していて良かった、もっと勉強しようと思わせてくれます。
英語の勉強を毎日継続する対策
社会人が英語の勉強を続けるためには、出来るだけ楽する工夫が必要です。英語の勉強には大変なこともありますが、それだけでは途中で嫌になってしまいます。
では、どうすれば英語の勉強が楽になるのでしょうか?
まずは、最初から無理をしないことです。勉強の習慣がない人に対して、今日から毎日2時間勉強すると言われたら、かなりの拒否反応が起こると思います。数日は出来ても1ヶ月は続かないのではないでしょうか。
勉強は、少しずつ始めて、体と脳を慣らすことが必要です。短時間で良いので毎日。そして、勉強が続けられるようになってから、徐々に勉強時間を増やしましょう。
勉強は続けていると、習慣になってきます。朝起きたら顔を洗う、食事の後に歯を磨く、と同じように勉強が生活の一部になり、当たり前のことになります。ここまでくれば勉強が一気に楽になります。
また、英語の勉強は机に座って参考書を読んだり、問題集を解くことだけが勉強ではありません。スマホのアプリや Youtube、海外ドラマなどを使えば、ちょっとしたスキマ時間に楽しく勉強することができます。
それも、以前であればなかなか目に耳にすることがなかったネイティブの本物の英語に触れることが出来ます。それも無料で。いろいろなコンテンツを活用して、少しでも楽しく勉強する工夫をしてください。