このカテゴリでは、社会人向けに英文法の勉強法について解説しています。
仕事をする上で英語が必要になった、実用的な趣味としてなど、さまざまな理由で英語学習を始める社会人は多いです。
そんな社会人の多くが疑問に思うことの1つが『英文法の勉強は必要?』ということです。出来れば机に向かって、参考書を広げて勉強するのは、やりたくないですからね。
英文法は、勉強しなくても英語は使えるようになる可能性はあります。しかし、日本にいながら、日本語だけで生活している環境では、かなり効率が悪いです。
英語を使うためのルールがまとめられた文法を勉強したほうが、効率よく英語が使えるようになります。
英会話に文法が必要な理由
英会話ができるようになるためには、英語を聞く ”力リスニング力” と英語を話す力 ”スピーキング力” が必要となります。この2つの力を伸ばすことで英会話がどんどんスムーズになってきます。
しかし、基礎的な英文法を理解していない状態で、この2つの力を伸ばそうとしてもなかなか伸びません。
文法が分からなければ、文章の意味を正しく理解出来ません。そのため、英語が聞き取れても文の意味が正しく受け取れない、正しい文章が作れないので相手に意図が通じないということになります。
どこまでの知識が必要
理想的には全ての文法を覚えたほうが良いです。毎日1時間勉強すれば、半年後には大半の文法は理解できるようになります。
ですが、いきなり『全ての文法を覚える』と言われても、ハードルが高すぎると思われるかもしれません。そんなときは、まずは最低限必要になる文法だけ理解してください。
1.語順(主語+動詞)
2.疑問文の作り方
3.命令文の作り方(依頼)
4.時制(過去)
5.時制(未来)
この基本中の基本の文法が分かれば、簡単な英会話は出来るようになります。英会話の勉強をしていく中で必要となった文法をその都度、覚えることで時間はかかりますが、無理なく文法の知識が増えていきます。
文法の勉強方法
文法を勉強する際には、参考書は必ず一冊に絞って下さい。多種多様な参考書が売らていますが、目移りせず一冊だけを徹底的に読み込みましょう。何冊にも手を出してしまうと、全て中途半端になってしまいます。
文法が体系的にまとめられていて、あなたの英語レベルにあった参考書を一冊だけ選んで学習して下さい。
参考書を読むことで文法は理解できます。しかし、参考書を見ているだけでは、文法を使いこなすことは出来ません。覚えた文法を使って文章を作ることで、初めて使えるようになります。
いきなり文章を作るのは難しいと思うので、まずは参考書に載っている例文を活用しましょう。主語を知り合いの名前に変えたり、動詞を変える、時制を変えることで複数の文章が簡単に作れます。