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英会話に必要な文法の勉強法|基礎から身につける効果的な方法

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

英会話が出来るようになるためには、英文法の勉強は欠かせません。英文法は英語でコミュニケーションを取るためのルール。そのルールに従わないと、相手との意思疎通が出来ません。しかし、間違った勉強法では、なかなか英会話力は伸びません。

では、英文法はどうやって勉強すれば良いのでしょうか?この記事では、英会話をするにはどの程度の文法知識が必要?どんな参考書を選べば良い?効率的な勉強法などについて解説しています。よかったら参考にしてください。

英会話に必要な文法は
学生時代、英語の授業でいろいろな英文法を学んだと思います。現在形、過去形から始まり、現在完了形、仮定法、付加疑問文など多種多様な文法がありましたよね。英会話を出来るようになるために、全部の文法を覚える必要はあるのでしょうか?

答えは NO です。

全部覚えているのに越したことはありませんが、そこを目指してしまうと膨大な時間がかかり、なかなか英会話が出来るようになりません。文法はできるだけ短時間で学び、英会話に直接つながるリスニング力やスピーキング力を上げる勉強に時間をかけましょう。

難しい文法を使わなくても英会話はスムーズに出来ます。英語を母国語とする人(英語ネイティブ)同士の会話でも、難しい文法が使われることは稀です。中学校で習うような基礎的な文法を使えるようになるだけで十分です。

英会話に必要な文法の勉強法
多くの日本人は、中学校から英語の授業が始まり、高校、大学まで勉強します。そのため、文法に関する知識は他国の人と比べても劣っていることはありません。にも関わらず英語が話せない人が多い理由は、文法を覚えるだけで終わっているからだと思います。

文法を覚えていれば、試験で高得点を取ることは可能です。しかし、英会話は相手がいるものなので、試験のように文法を考えている時間、思い出している時間はほとんどありません。返事も考えないといけないですからね。

つまり、覚えているだけの英文法、必要なときにすぐに使えない文法の知識は、英会話では何の役にも立ちません。英文法を勉強する目標は、文法を意識しなくても自然と使える状態にすることです。

そこで英文法を勉強するときに意識してもらいたいのが反復練習です。英文法を理解するだけではなく、その文法を使って文章を作ります。これを英文法を意識しなくても使えるレベルに達するまで何度も行ってください。

始めのうちは、英語で文章を作るのは難しい、良い文章が思いつかないこともあると思います。そんなときは、インターネットで例文を探します。良い例文が見つかったら、使われている単語を少し変えて、自分に関係のある文章に変えてください。

自分ごととして文章を作ると感情がこもるので、より記憶に定着しやすくなります。例えば、It is + 形容詞 + to 動詞 (~するのは・・・だ)という文法を勉強する場合、参考書やネットにある例文をそのまま使うのではなく、こんな風に書き換えてください。

<英文法を覚えるのが大変と感じている場合の例文>
It is challenging for me to memorize English grammar.
私にとって、英文法を覚えるのは難しいです。

以上のことをまとめると、英会話で使える英文法を勉強する3つポイント
1.中学校で習う英文法を理解する
2.英文法を使って自分事の文章を作る
3.文法が自然と使えるまで1と2を繰り返し行う

英文法の勉強におすすめ参考書
英文法に関する参考書はたくさん売られているので、好きなものを選んで良いと思います。選ぶ際の注意点は、できるだけ簡潔にまとまっているものを選ぶ、電子書籍ではなく紙の本、そして一冊に絞ることです。

できるだけ簡潔にまとまったものを選ぶ
人気のある参考書の一つに『一億人の英文法』があります。ほぼ全ての英文法が網羅されていて、それぞれの事項を丁寧に細かく説明されている素晴らしい参考書です。しかし、量が膨大なので、一から英語を学ぼうと思っている人には、読み切るのすら大変だと思います。

文法は、参考書は繰り返し読むことで記憶に定着するので、勉強を始めたばかりの人には向いていません。まずは中学校で習う文法が簡潔にまとめられている参考書を選ぶことをオススメします。ある程度の文法知識が付いて、更に深く理解したいと思ったときに、本格的な文法書の購入を考えれば良いと思います。

電子書籍よりも紙の本
文法の参考書は電子書籍よりも紙の本をおすすめします。電子書籍は、かさばらない、持ち運びが楽、ページ検索がすぐに出来るなど色々と利点があります。ただ、参考書に使う際に直接書き込めないのが難点です。

丁寧に作られている参考書でも、理解ができない内容、意味の分からない単語が出てくることがあります。そんなときはインターネットで調べてクリアにして、それを参考書に書き込みたいところです。解説や単語の意味が書き込まれていれば、次に参考書を読んで同じ場所で悩んだ場合、調べる必要が無いので時間の節約になりますからね。

しかし、電子書籍ではメモを残すのが難しいです。一方、紙の参考書であれば、メモでも絵でも簡単の書き込むことが出来ます。紙の参考書を購入して、どんどん書き込んで、独自の参考書に作り上げてください。

一冊に絞る
書店やアマゾンで参考書を探してみると魅力的な参考書が何冊も見つかると思います。ですが、購入するのは一冊に絞ってください。複数の参考書に手を出してしまうと、まとまりが無くなってしまい、どれも中途半端になりかねません。一冊の参考書を徹底的に使い、英文法を体系的に理解してください。

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ケンイチ

務めていた会社がアメリカの会社に買収されたことをきっかけに、英語を一から勉強しなおしました。オンライン英会話を活用しながら、2021年にようやくTOEICで800点を越えました。
10年以上続けている英語学習の中で見つけた効果的な勉強法や考え方などを書いています。

2022年現在
・TOEICスコア830
・オンライン英会話10年以上継続中
 (レアジョブ → イングリッシュタウン → Bizmates)
・Bizmatesの受講回数1000回突破

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