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『英語の勉強をしたいけど、なぜか続かない。毎日の習慣にしたいけど、なかなか出来ない』と悩んでいませんか?英語を身につけるためには、英語の習慣化は欠かせません。
習慣になってしまえば『勉強が続かない』とか『勉強のやる気が出ない』という悩みはかなり減ります。
この記事では、英語の習慣化について解説しています。どうしても英語学習が続かない、習慣化させたいという方はぜひ参考にしてみてください。
英語の勉強を習慣にするコツ
何かを21日間続けるとそれが習慣になるという『インキュベートの法則』があります。意識して21日間、毎日続けたことは、生活の一部となり、意識しなくても自然と出来るようになるという法則です。
この法則に従えば、3週間、毎日英語の勉強をすることができれば、英語の勉強が習慣になります。習慣になってしまえば、歯磨きなどの習慣と同じように、やるのが当たり前となり、無理なく行うことが出来るようになります。
ただ、習慣化する前の3週間を乗り切るのがかなり大変。ここでポイントとなるのが、意思の力だけに頼らない、英語の勉強が続けられる仕組みを作ることです。
私達の身の回りには、スマホやテレビなどたくさんの誘惑があり、少しくらいなら・・・、と簡単に意思の力が負けてしまいますからね。ここでは、おすすめの仕組みを5つ紹介するので、気になったものがあったらぜひ試してみてください。
スキマ時間を活用する
勉強を始める際に『1日2時間勉強するぞ』と高い目標を掲げても、ほとんど長続きはしません。私たちは、いきなり生活リズムを変えることが出来ないからです。なので、無理のない範囲で勉強を始めましょう。
今の生活の中で、勉強に当てられそうな時間はありませんか?例えば、テレビをぼーっと見ている時間、目的なくスマホをいじっている時間、電車を待っている時間、乗っている時間などです。
まとまった時間でなくても、5分、10分でも大丈夫です。このようなスキマ時間を使うことで、大きなストレスを感じずに勉強することが出来ます。
スキマ時間に、単語帳や文法の参考書を読んだり、英語アプリを使って勉強してみてください。短時間でも意外と勉強できるはずです。
スキマ時間を使った勉強法については、別の記事にまとめているので参考にしてください。
英語をスキマ時間で勉強!5分間でも効果的に楽しく学ぶ方法
簡単なものから始める
勉強を始めようと思ったときはモチベーションが高いため、難しいものにチャレンジしてしまうことがあります。例えば、オンライン英会話や海外ドラマを使った勉強などです。
困難に立ち向かうチャレンジ精神は良いのですが、難しくて理解できないことが多いと、途中で勉強が嫌になってしまいます。勉強は楽しくないと続かないものです。
まずは簡単なものから始めましょう。おすすめは中学生向けの文法書や単語帳。物足りないと感じるかもしれませんがそれくらいで丁度いいです。簡単な内容でも理解できたり、問題が解けると嬉しいものです。また明日も頑張ろうという気にさせてくれます。
おすすめの参考書については、下の記事にまとめています。良かったらこちらも読んでみてください。
英語を一から勉強するのに最適な参考書|社会人の基礎固め
常に目のつくところに教材を置く
単語帳や参考書を買ったら、本棚にしまわずにテーブルの上や机の上など、常に目のつくところに置いておきましょう。教材が目に入れば『勉強でもしようかな』という気になることがあります。
また、せっかく勉強する気になっても、教材がすぐに見つからず、時間がたちやる気が失われてしまうこともあります。思い立ったらすぐに勉強できるような状況を作っておきましょう。
外出中でもスキマ時間があったら勉強が出来るように、スマホに英語アプリを入れたり、バックの中に単語帳を入れておくことをおすすめします。
阻害するものを取り除く
勉強は大切と頭で理解していても、他の誘惑に負けてしまうことはよくあります。気がつけばスマホをいじっている、テレビをぼーっと見ている、漫画が止まらなくなることがありませんか。
そんな誘惑に勝つのは難しいので、出来るだけ誘惑との距離を取りましょう、勉強部屋や勉強する机からスマホ、テレビ、漫画、おやつなどは遠ざけてください。
勉強したらご褒美
勉強を続けるために制限ばかりでは、息が詰まってしまいます。そこで、計画通りに勉強できたら簡単なご褒美をあげましょう。例えば、勉強したらお気に入りのお菓子を食べる、スマホを5分使って良い、美味しいコーヒーを飲むなど。
勉強をする前にご褒美を考えると、それだけで勉強を始めるのが少し楽しみになります。自分自身で制限を加え、それに対してご褒美を与えているのに、それで嬉しくなるなんて不思議ですよね。
英語日記をつける
英語を勉強している目的は、英語が話せるようになる、使えるようになることだと思います。それなのに毎日、単語や文法の暗記だけをしている人が多いです。覚えたら使わないともったいないです。
そこで、おすすめなのが英語日記です。その日の出来事や感じたこと英語で書きます。英語の文章を作るのが難しい場合は、グーグル翻訳やDeepLなどの翻訳サイトの力を借りましょう。
翻訳サイトで知らない単語に出会えたり、この日本語は英語ではこう表現すれば良いのかと新しい発見があり、楽しいので一度試してみてください。
まとめ
英語の勉強をを長く続けるためには、生活の一部にすること(習慣化)が欠かせません。習慣にするためには、21日間、毎日勉強することが必要です。
この記事では、21日を乗り切るための仕組みづくりを6個紹介しましました。
1.スキマ時間を使う
生活リズムを大きく変えずに勉強しましょう。
2.簡単なものから始める
難しいすぎると途中で英語が嫌になってしまいます。
3.常に目のつくところに教材を置く
ふとした時に勉強が出来る状況を作りましょう。
4.阻害するものを取り除く
勉強を邪魔する誘惑との距離を置いてください。
5.勉強したらご褒美
制限だけではストレスになります。
6.英語日記をつける
英語は覚えるだけでなく、実際に使うことで楽しくなります。
勉強が習慣になるまでは、色々な手を尽くして勉強を続けましょう。習慣になれば、英語をすることは簡単なことになります。ぜひ、英語の勉強を生活の一部になるまで頑張って続けてください。